|
10/11 アフガニスタンを取り巻く現在の援助状況 |
|
|
アフガニスタン国内の食糧不足ため、援助物資の入手が非常に困難になっている状況をOxfamは深刻に受け止めています。WFP(世界食糧計画)も安全上の問題から支援を中断しており、1カ月に必要な50,000トンの食糧を6カ月分配給するという目標に遥か及ばない状況です。これだけの食糧輸送は、厳しい冬を迎えれば雪の影響で更に困難になります。また、多くの現地の食糧支援システムは冬の到来前に崩壊の危機にあり、結果的に広範囲の飢餓が予想されています。したがって、11月までに食糧を人々に届けることが極めて重要です。(中略)ここ3年間の厳しい旱魃により2001年の収穫は通常の収穫量の半分まで落ち込んでおり、更にひどい地域もあるといいます。米国におけるテロ事件以前から、 500万人が過酷な食糧不足の危機に瀕しており、この数は人口の約20パーセントに及ぶものです。(後略)(Oxfam Great Britain「Humanitarian situation in Afghanistan and on its borders」2001年10月11日付より) |
|
|