アフガニスタンでも最も貧しい地域の一つであるハザラジャットでは、公的な教育はほとんど皆無。女の子や、貧しい家庭や辺鄙な地域に住む家の子供は、教育を受けることができません。開校している数少ない学校は男の子しか受け入れていない上、資金も不足していて、教師の給与もほとんど支払われていない状態です。それに貧しい家庭では、子どもたちの労働力に頼って生計を維持するのでせいいっぱい。とても教育どころではありません。しかし、「食物は人に生きる力を与えるが、教育は国に未来をもたらす」のです。アフガニスタンの復興のためには、教育が不可欠です。本、教材、また教師の研修や監督にかかる費用はユニセフが負担し、食物が不足している地域では、国連世界食糧計画(WFP)の提供する小麦がOxfamを通じ教師に支給され、その他の地域ではOxfamが教師に給与を支払っています。(原文はOxfam Great Britainのホームページでどうぞ。
http://www.oxfam.org.uk/whatnew/press/afghan8.htm) |