ピースウィンズの5名のスタッフ(日本人3名、クルド人2名)は全員無事で、支援に向けた活動を続けています。反米デモなどの影響で治安が悪く、国連機関はじめ援助団体は難民の動きに関する情報へのアクセスがないままです。現段階ではパキスタンへの大規模な難民の流出はない模様。ピースウィンズは引き続き情報の収集にあたりながら必要物資の調達の最終段階に入り、難民支援開始に備えます。現在は、国境に近いペシャワールなどからは撤退し、全員がイスラマバードで待避しています。今後ですが、反米デモなどの治安情報に留意しながら、本日より国連難民高等弁務官事務所などと連携し、予想される難民の流出に関する情報の収集を行い、難民の緊急支援に備えます。また、「ジャパン・プラットフォーム」の他の参加団体などとともに、難民キャンプ(規模:3万人〜10万人)の運営を行う予定です。ピースウィンズは難民キャンプ地の確保、整備、住居支援(テント配給など)、給水支援、団体間、国連機関との連絡調整などを担当する予定です。引き続きご支援お願いします。(次ページへ) |