日本にも難民が来ていることをご存知ですか?アフガニスタンを含め世界各国から迫害を逃れるために祖国を離れ、日本に庇護(ひご)を求めるためにやってきている人々は、最近5年間で800人を超えています。彼らの多くは、日本で精神的に、また経済的に、非常に厳しい状況の中での生活を強いられています。例えば、迫害から逃れ中東から船で密航してきた青年の場合。1年以上も入国管理局に収容され、法務省から難民として認められたものの、滞在許可がおりたのはその3ヶ月後。やっと在留が認められ、生活のために働こうと思ったものの、日本語ができない、住むところがない、といった現実が存在します。難民支援協会では、このような事態に直面した難民・難民申請者の人たちを支援するための「緊急ファンド」を設置しています。彼らが必要な資金を提供(貸し付け)するためのファンドです。皆さまのご寄付でふくらむこのファンド。難民や難民申請者の生活が少しでも人間らしいものとなるように、是非ご協力下さい。 |