フィリピンのマニラ首都圏にあるパヤタスごみ処分場に隣接したコミュニティでは、拾ったごみを売って生計をたてる「スカベンジャー」と呼ばれる人々が住んでいます。その数、3,000世帯とも、その倍とも言われています。住民はごみが自然発火した噴煙と処分場からにじみ出る排水にさらされ、特に呼吸器系や消化器系、皮膚系の疾病が多くなっています。ICANでは、現地日本人スタッフを中心に住民の皆さんや現地団体とともに、困窮した人々に対する栄養プログラムや、ごみ山に依存した生活を脱却するための職業訓練の支援を行っていますが、最低限の健康を守るための医療支援として、毎週土曜日に無料診療活動を実施しています。2000年9月から2001年6月までには述べ565人が受診し症状を改善させることができました。無料診療を続けるには、現地医師などの経費として週1回、1日3,000円が必要です。GambaNPO.netのみなさんで1年間分の活動(52回)を支えてください。ごみ山で生きる人々の最低限の健康維持のために、是非ご協力を!! |