フィリピンのミンダナオでは、宗教や民族の違いから、平等な雇用機会や教育機会に恵まれない少数民族の人たちがいます。そんな家庭の子どもたちは、幼いうちから家族のために働き、十分な教育を受けないまま大人になります。このような環境が彼等を反社会的勢力の影響下へ追いやるケースもあります。そんな中、学校の果たす役割はとても重要です。ICANは、1996年よりミンダナオ島ジェネラルサントス市にある少数民族(ブラアン族、バジャウ族等)が通う小学校3校で、栄養状態のよくない子ども達370人に給食の提供をはじめています。普段肉など口にできない子どもたちにとっては、週に1度のICANの給食はとても楽しみ。栄養状態や健康面を改善するだけでなく、学校に行く動機付けにもなり、子どもたちは一生懸命勉強しています。1000円は60人分の給食代です。あなたにとって少額でも60人の子どもたちにとっては「自分たちのことを気にかけてくれる人がいる。」というあたたかいメッセージにもなるのです。そんな気持ちを伝える募金にご協力ください。 |