●「タンチョウ利用状況」:3月の作業の現地下見では、付近でタンチョウのつがいの鳴き合いが聞こえました。昨年までの作業でできた開けた場所では、川沿いにタンチョウの足跡がありました。作業当日も新しい2羽分の足跡があり、2日目には上空をつがいが飛んで来て作業地の隣接地に下りました。作業域周辺では昨シーズン、2km程下流で営巣したつがいが餌を探しにこの付近を利用していた事が確認されています。今回のつがいが2km程下流から来たのか、あるいは新たになわばりを構えつつあるのか、今後も現地から目が離せません。3年前に初めて伐採した場所は、既に全域がヨシ原に復元されています。10年計画の復元作業ですが、思ったより早くタンチョウが巣を作ってくれるかもしれません。(写真は、伐採後の開けた水辺をについていたタンチョウの足跡。) |