寄付先NPOの選定方法
ガンバNPOでは、信頼できるNPOを数多くご紹介していくために、2004年6月から、新たな選定方法と体制をスタートさせました。
「新たな選定方法」とは?
ガンバNPOでは、独自の基準で選ばれた、安心して応援できるNPOを紹介するために、各分野の専門家から推薦を受け、ガンバ基準にかなった団体のみを登録させていただくという、「推薦制」をとることになりました。
1. 重点テーマの決定
ガンバ運営評議員により、本年度の重点テーマ(複数)を決定します。
2. ガンバ アドバイザーによるNPO推薦
それぞれの重点テーマ分野の専門家が、「ガンバ アドバイザー」として、次の観点でNPOを推薦します。
- 先駆的な取り組みをしている
- 社会的信頼を得ている
- 推薦者自らが共鳴・共感できる
3. 推薦されたNPOへのガンバ登録の打診
登録をご希望されるNPOから、審査に必要な書類をお送りいただきます。
4. 運営評議員による検討
ガンバ独自の基準にもとづき、検討を行います。
5. 参加決定
ガンバ登録団体基準
原則として、以下のすべてが確認できることを、登録の条件としています。
ミッション、社会的役割
- ミッションが明確であること
- 社会的な活動を継続的に実施していること
組織体制・ガバナンス
- 民間の非営利活動を行う団体であれば法人格は問わない。(次のような団体は除く:国、地方自治体、宗教法人、個人、営利を目的とした株式会社、有限会社などの組織、趣旨や活動が政治・宗教・思想・営利などの目的に著しく偏る団体)
- 活動を開始してから2会計年度以上が経過していること
- 組織の規約、定款があること
- 民主的な意思決定機関が実働していること
- 団体の役職員名および決算報告書・事業報告書が公表されていること
財務管理・会計
- 経理・財務の管理体制があること
- 複数の委託、助成金、補助金等を受けた経験のあること
情報化・コミュニケーション
- ステイクホルダー(関係者)に対する情報公開、コミュニケーションの手段をもつこと
- ステイクホルダー(関係者)、他者からの評価の受け入れに前向きな考えがあること
- ホームページをもっていること
- 電子メールによる連絡、必要な文書の作成が可能な体制をもっていること
リスク管理
- 組織運営、事業実施におけるリスクに関する心構え、準備があること